
買って10年経つけど、最近便座の様子がおかしいぞ。
このまま使っちゃダメですか?
温水洗浄便座は水回りで使うものですし、
肌に直接触れるので、事故には十分注意したい家電。
こんなときはすぐ交換を!

不調のサインがある
不調チェックリスト
- 焦げ臭いなど
いつもと違うにおい - 便座が冷たい
(節電中は除く) - 便座が異常に熱い
- お湯や温風がいつもより
熱い、または冷たい - 便座のゴム足が
外れている、がたつきがある - コードの発熱やねじれ
キズ、挟み込みがある - 便座にひび割れがある
- 操作部のシールがめくれたり
ひび割れがある - 電源プラグやコードの
発熱、焦げ、変色がある - 製品や便器を伝って
水漏れしている - 使うときに少量の水が
垂れて水漏れしている
ひとつでもあてはまれば
異常な状態です
※当該内容は、一般社団法人 日本レストルーム工業会発行 安全啓発パンフレットの内容を参考にしています。
購入して10年経つ
不調がなくても、事故のリスクを防止するため、
10年使ったら交換・点検がおすすめです。
※当該内容は、一般社団法人 日本レストルーム工業会の公開情報を参考にしています。
製造年を確認
お使いの温水洗浄便座によっては「想定安全使用期間」があります。
使用期間が過ぎていないか、ご自宅のトイレの製造年をチェック!
機種によっては、便座の蓋の裏側に製造年の記載があるので、この機会に是非確認してみてください。
そうなのね!知らないまま
使ってました…。
今の温水洗浄便座は、10年前のものと
比べて省エネというデータもあるんですよ!
2008年(※1)の温水洗浄便座と最新の温水洗浄便座の年問消費電力量の比較※2

※1経済産業省資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ」の掲載が、現行基準であるトップランナー制度の2012年度基準に基づく表示となった年。
※2経済産業省資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2008年冬版」「省エネ性能カタログ2020年版」に掲載の機種一覧における単純平均値。
※出典:経済産業省ウェブサイト(https://seihinjyoho.go.jp/frontguide/catdl.html) 「省エネ性能カタログ2024年版」(経済産業省) (https://seihinjyoho.go.jp/frontguide/pdf/catalog/2024/catalog2024.pdf? update=20250409)を加工して作成
買い替えた方が安心な上に、
電気代もオトクなんですね!
トイレごと取り替えることになりますか?
便器は割れもないし、問題なく使えてるんだけど・・・。
じつは、便座だけ交換できるんです!
まずは、ご自宅のトイレをチェックしましょう。

我が家のトイレはどうかな?
買い替えるときはここをチェック!
まずは電源コンセントがあることを確認!
便器の種類をチェック
便器には複数の種類があります。現在お使いのトイレに、
温水洗浄便座が設置できるか確認してみましょう。
-
背面タンクタイプ
(◎設置可能) -
ワンピース型
(◎設置可能) -
隅付タンク式腰掛便器
(○設置可能)※止水栓からタンクを結ぶ給水管の長さが12㎝以下の場合、温水洗浄便座に付属する分岐金具では接続できない場合があります。その場合は、別途接続用の分岐金具をご用意ください。
-
タンクレストイレ/一体型トイレ
(×設置不可)
サイズをチェック
洋風便器には2つのサイズがあり、現在はエロンゲート(大型サイズ)が主流です。
サイズは取付穴から先端までの長さで決まります。
事前に便座が便器に合うサイズか確認しましょう。
エロンゲート(大型サイズ)
便座の取付穴から便器先端までの
長さが約470mmに対応。
レギュラー(普通サイズ)
便座の取付穴から便器先端までの
長さが約440mmに対応。
エロンゲート(大型サイズ)の温水洗浄便座をレギュラー(普通サイズ)便器に取り付ける場合
便座の先端が便器の先端より多少出っ張ったり、便器のフチが見えることがあります。
便器と同じメーカーじゃなくても、種類や
サイズが合っていれば取り付け可能ですよ!
色々あって迷うな~。
何を基準に選ぶといいですか?
求めるポイントやライフスタイルごとに、
オススメをご紹介しますね!

「電気代」重視なら…
瞬間式がオススメ
洗浄時に水を使う分だけ
瞬間加熱するタイプ
- 連続使用でもお湯切れなし。
- 電気代が安い。
- 貯湯式より本体価格が高い。
瞬間式でも安心価格!
温水を内蔵されたタンクに
貯めておくタイプ
- 瞬間式よりも本体価格が安い。
- 大量・多人数の場合、
お湯を使い切り水になりやすい。
※1 JB-SRシリーズの場合。1kWhあたり31円(税込)の電気代で算出。
※2 経済産業省発行の「省エネ性能カタログ2023年版」より。1kWhあたり31円(税込)の電気代で算出。
「身体のラクさ」・「デザイン」重視なら…
リモコン付がオススメ
壁にリモコンを設置するタイプ。身体をひねらず操作できるため快適です。便座まわりがスッキリとした印象になり、掃除がしやすいのも特長です。なお、設置する際に壁にねじ穴を開ける必要があります。
便座の横に操作パネルが付いたタイプ。壁への工事が不要で、賃貸でも使いやすく、価格も手ごろです。一方で操作部分が張り出すため、汚れがたまりやすくなります。
〈瞬間式×リモコン付モデル〉なら、コレ!
〈瞬間式×リモコンなしモデル〉なら、コレ!
比較したら、我が家にとっての
最適解が見えてきたぞ♪
よし!後は取り替えるだけ…
って、やり方が分かりません!
難しくないので大丈夫!動画で見ると分かりやすいので、ぜひご覧ください。自分でやるのが不安なときは、家電量販店の取り付けサービスを活用するのもいいですね。

始める前に、取り付け可能かどうか
お悩み②のチェックリストで確認してくださいね!
準備するもの
◼︎ 取り付け作業に必要なもの
◼︎ 配管を取り外すときの残水処理に使うもの
STEP1:現在ご使用の便座を取り外す
1-1 止水栓を閉める
マイナスドライバーで
時計回りに回し、止水栓を閉めます。
その後、ロータンクの水を
流し切ってください。
1-2 既存の便座を取り外す
既存の便座を固定しているナットを緩め、
ナットとパッキンを外し便座を
取り外してください。
STEP2:新しい温水洗浄便座を取り付ける
2-1 本体の取り付け準備
便座の給水口のキャップを外し、
給水ホースを取り付けます。
2-2 本体の取り付け
本体固定プレートの穴に取付ボルトを差し込みます。
各種部材を取付ボルトに通し、締めます。
本体のプレートガイドと本体固定プレートを合わせ、「カチッ」と音がするまで水平に差し込んでください。
2-3 分岐金具の取り付け
タンク給水ホースを一旦外し、
新たな分岐金具を取り付けます。
※給水ホースを外す際、
残水がこぼれる場合があるため、
バケツなどを給水ホースの下に置いてください。
2-4 本体給水ホースの取り付け
本体給水ホースを取り付けた後、
止水栓を開きます。
2-5 作業完了
アース線を取り付け、
コンセントをプラグに差し込んだら
完了です。
最適解を見つけよう!










